長浜八幡宮を中心に行われる日本三大山車祭りのひとつ、長浜曳山まつり。
長浜曳山まつりは、豊臣秀吉公が長浜を治めたときから始まりました。
長浜八幡宮は、社伝によると1069年(延久元年)、源義家の要請により、後三条天皇が命じて石清水八幡宮を分祀勧請したといわれています。
由来書によると、秀吉公が源義家の後三年の合戦の凱旋の様子をあらわした「太刀渡り」を町年寄十人衆に行わせたのが八幡宮の祭礼の始まりと記されています。その後、秀吉公が男子誕生の祝いに町人へ若干の砂金を贈り、これを原資に町人たちが曳山を造営し、八幡宮の祭礼に曳いたのが「長浜曳山まつり」の始まりといわれています。
絢爛豪華な山車は”動く美術館”ともいわれ、そのクライマックスを彩るのが「子供歌舞伎」。5歳から12歳くらいの男の子が衣装に身を包み、歌舞伎を演じます。子供の名演技に、訪れる人たちの惜しみない声援が絶えません。
【振 付】川村和彦
【太 夫】竹本甚太夫
【三祐味線】豊澤賀祝
【振 付】立花志十郎
【太 夫】常磐津都代太夫
【三味線】常磐津三之祐
【振 付】水口一夫
【太 夫】竹本朋太夫
【三味線】豊澤勝二郎
【振 付】岩井小紫
【太 夫】竹本龍豊太夫
【三味線】豊澤龍三